3連休に行った実家。
玄関に妙な色紙が飾ってあった。
「一生懸命咲くからいいんだよ」みたいな言葉が書かれた色紙。
妙だ、絶対に母の趣味ではない。
台所に立つ母に聞いてみる。
終活していたら出てきた、昔誰かに貰った物だという。
数年前、脳の手術に失敗し、後遺症が残る母。
前回の帰省くらいから元気になったなと感じていたが、そんな心境だったとは露知らず。
なんかこれ、僕が「今の仕事はいつ辞めてもいいって思ってて、でも、仕事辞める気が無い時よりも遥かに前向きに仕事に取り組んでいる」ってことと似ている気がする。
ようは、本音を押さえつけていないからかな?
死んじゃいかん、死にたくない。
そういう風に思うと、けっこう窮屈。
こうせなアカン、ああせなアカンって、やらなアカン思考になりそう。
対して、自分死ぬ、とか、仕事辞めてOKってなると、けっこう思考も自由になりそう。
じゃあどうしよう?どうせ死ぬなら、死ぬ前に何やろう?仕事やめてOKなんだから、いろいろ上の人も含めてなんでも言っているだけ言ってもいいじゃん、とか。
なんか、死ぬ、とか、辞める、とか、後ろ向きな思考なはずかと思いきや、逆にすっごく前向きになれそう。
面白いね。
ネガティブを認めるとポジティブが生まれるってことかな?