無言の会話

薬局でコンドームを買った。

レジを担当してくれた中年のオバちゃんは手に取ったコンドームの箱をなぜかレジの台でゴシゴシ擦りつけ、丁寧に紙袋に入れてくれて。

要は、コンドームを人から見えないようにって配慮なんだけど、それは言い換えるとバッチリコンドームだって気づいています!って無言の宣言でもあるわけで。

せっかくコンドームっぽくない外観の箱にしてんのに、なんか、ある意味台無しじゃんとも思うわけ。

僕はこれを自分のちんこにセットしてセックスをします!はい、わかりました!って、このオバちゃんと無言の会話を交わしているようで。

コンドーム、紙袋に入れず、普通にレジでもいいんじゃないの?って思うのです。