壁から帰ると、坊ちゃんの同級生の母。
ちょうど息子を迎えに来てくれていたところ。
力みの全くない、普段着。
化粧っ気もほとんどなく、爽やか。
お子さんもそうだけど、すげえ感じのいい母。
1年後、購入した田舎の古民家へ引っ越すのだと言う。
「有機農業がしたい」と言うその母に、有機農業とは何なのかを聞きそびれてしまった。
母が連れていた、その同級生の弟さんも、すげえ感じがいい。
ニコニコしてるわけじゃなくって、僕、アホです全開のボヘーっとした雰囲気。
その作られた感の無さが、心地いい。
残って欲しい人ほど、去っていく。
僕は、いつこの地を去るのだろう。