3週間ぶりに会う5歳児。
いやあ、喋りが流暢になっとるわ。
順調に育ってますね。
奥さん曰く、一桁の足し算ができるようになったという。
すげえな、それって小学校で習うことなのでは?
試しに問題出してみる。
「5+3は?」
両手の指を広げ、数える坊ちゃん。
元気よく返ってきた答えは『9!』。
「惜しい!」僕が顔をしかめると、今度は『7!』。
う〜ん、惜しい(笑)
まあ、そんな焦らなくていいよ、と思う。
そんで、たとえできないまま育ったとしても、今は電卓がある。
答えが決まっている問題を解ける能力って、これから必要だろうか?
最近、社内の設計基準に従おうとしたら、設計基準が間違ってた(笑)
こんなこともあった。
別の部署の人から「数値が合わない」と言われ、調べてみると、別の部署の人が使ってる、標準の計算エクセルシートの計算式が間違ってた。
学校の成績が優秀な人。
それはたまたま学校の教科が好きだったり、得意だったりしただけかもしれない。
教科書との比較しかできない人よりも。
教科書は間違っているかもしれない、教科書よりももっといい方法があるかもしれない。
そんな視点が持てる人の方が、これから価値が高いと思う。