その、問診表とやらは、下々の輩のみが対象となる。
一線を越えた「管理職」以上の天上の民へは問診表は届かない。
朝起きた時にいくら体がだるかろうが、線路の中へ飛び込んでしまいたかろうが、関係ない。
日が暮れ切った事務所でナナメ前に座る管理職の方がボヤく。
管理職になると急にこういうのなくなるんだよな・・・。
言い換えると、管理職以上の人種であれば死ぬまで働いてもOK!ってこと。
同じ社内にいて、同じ目的で働いていて、でも人種としては仕切られている。
正社員と派遣社員も然り。
おんなじ人間なのにね。
ついた肩書、周囲の認識によって、全く違う人種として扱われるという、フィクション。
人間はフィクションを信じきることが得意だ。
この能力は個人差が小さい気がします。