「私は」と「僕は」

会社に入って、自分のことを「私は」と言うようになった。

会社を辞めた。

全く違う分野の職についた。

そこも辞めた。

また、元の会社に戻った。

 

今、自分のことを「私は・・・」と言って話さない。

その理由、考えてみた。

 

私は、と言うと。

なんだか、殻が硬い。

本音じゃない、自分ごとから遠い。

その会社員だから、その立場だからの意見、発言。

 

僕は、と言うと。

本音に近い、自分に責任がある。

「僕はこう思う」って、なんだか「私はこう思う」よりも熱い感じがしない?

より自分ごとに近い気がするの。

 

覚悟を持って、「僕はこう思う」って言う。

空気を読まず、水を差してでも言う。

僕には覚悟がある。

「僕は」と言える人であり続けたい。