金魚の糞

お洒落なオフィス。

生まれ変わった事務所で働く友人に聞く。

単刀直入、どうなんよ?

 

見てよ、コレ。

こんだけしか個人荷物のスペース許されてないんだよ。

そう愚痴をこぼしながら机にあった紙をグシャグシャ片付け始める同郷の友。

置いておくスペースがないから毎日同じ紙を印刷して、帰る頃に同じ紙を捨てていくのだという。

 

ABW。

このカッコイイ言葉と現実は瞬く間に日本中に広がっていくだろう。

強制的に片付けなきゃいけないのは、片付け苦手な人にとってはいいかもしれない。

オフィスのスペース減らせるから、経営層からしたらやるっきゃないでしょ。

やってみて初めて、他にもいい面は見えてくるかもね。

ただし、書類仕事。

社内でもコレがメインである部署は必ずある。

だし、何やかんやで紙(実物)で見たいものである。

一番引っ掛かるのは、新人の教育。

いい上司に恵まれたなら、席が隣ですぐに聞けたり、仕事のやり方を学べたり。

いわゆる「金魚の糞」になるのが一番だとも思うのね。

それ、やりにくいんじゃないかなって。

 

どうなんよ?

聞いたところで、金魚の糞やったことないなら比較できねえからわかんないわね。

 

いやぁ。

僕は糞の期間長かったよなあ・・・。

糞期間なしで仕事できるようになれって言われても、きっついなぁって。