主体性ゼロの背中

やるか・・・。

せっかくの日曜日が台無しだけど、仕事です。

誰に強制されるでもないんだけど、要は、自分の好きな人が頑張ってるなら、僕もやらなしゃあないかってことかなと。

昼からは奥さんが出かけ、家には坊ちゃんと近所の女子。

その女子も、15時には帰っていって、あとは坊ちゃんと二人。

今日の坊ちゃん、ほとんどずーっとゲームしてる。

たまに横をチラ見すると、背中を丸めてアイパッドに向かう姿。

延々と続いたこの姿に、夕方僕はついに痺れを切らした。

アイパッドを取り上げ、手の届かない冷蔵庫の上に置く。

「何したらいいの?」と聞いてくる息子に、何もしなくてもいいじゃねえかって返す。

 

なんか、嫌だった。

その主体性ゼロの背中が。

ゲームは1日1時間って制限時間があった時の方が良かった。

なんかよくわかんない絵を描いて見せてくる坊ちゃんの方が好きだ。

「雪が降ったよ」って紙を千切って床をゴミだらけにして、片付けめんどくさいけど、そっちの方がいい。

ゲーム、渡しときゃ、そりゃ楽だよ、きっと。

でも、なんか嫌だ。