「有名人のやらかし」はなんだか価値が高い

とうとう、なんのことやら。

誰なのかわからない。

ヤフーニュースで見つけた有名人の不祥事。

その「伊藤さん」という人物、全くもって知らないのである。

伊勢谷さんは名前聞いたことあったし、見たら見たで「あっ、見たことあるような気がする!」と思えた。

ところが伊藤さんに関しては見たことも聞いたこともない。

もっとも、ヤフーニュースに載ってた写真が深々と頭下げたところを頭よりも上から撮影した写真だったから僕は髪がフサフサの真っ黒の頭しか見ていないのだが。

 

テレビを全く観なくなったわけではない。

オンタイムで観なくなったのだ。

あんなに好きだった野球も観ないし、ニュースも観ない。

録画したねほりんぱほりんや、その他の番組。

年取ったなぁ。

気づけば子供の頃あまり観なかったHNK、Eテレばっかり観てる。

ヘロヘロで帰宅し、テレビを観ながらダラダラするのは至福の時であろう。

 

ゴシップネタも、知ってる人だから「おっ!」ってなるんだね。

伊藤さんが誰だかわかんないから、そのニュースを読もうって気にもならない。

人は、他人の成功話を聞いても快感を得られない。

妬み、嫉妬が生まれるだけ。

ところが、他人の失敗となると話は変わる。

これは脳が快感を感じるらしい。

他人の下落を見て自分を相対的に上げ、安心するのだろうか。

要するに、皆が知る「他人のやらかし」はなんだか価値が高いのである。