昔、偉い人が「会社は数字です」と言い切っていた。
なんだこいつ、嫌な感じ。
僕はムッとしていた。
そして、ズラッと並んだよそよそしい数字の羅列をあてもなく眺めていた。
嫌な感じ、それは「仕事は魂だ」と思っていたからかもしれない。
今となってみると、「会社は数字」というのはとてつもなくごもっとも。
会社が目指しているのは行き着くところ数字であり、それ以外で判断できない存在だ。
でも、仕事は魂だってことも変わらない。
会社と仕事。
うっかり混同してしまいそうだけど、別物だなと思う。