あたりまえのことを大きい声で言っとるだけの人

うむむ・・・。

トラブル発生。

タクちゃん、Iさん、自分、この三人で現場入り。

皆「暑い」と言うけれど、先日まで炎天下の中カッパで屋外にいたので、余裕だ。

正確に言うと、そろそろ「カッパ着ながら現場」は危険!と判断した。

下水の現場なので、作業着が汚れちゃうんだけど、身体的な危険を感じるので、そろそろ妥協。

命 > 作業着の汚れ ということ。

 

施工が半分終わったところで、運転確認。

僕が操作、タクちゃんはお客さんと現場確認。

Iさん・・・まだ涼しいところで休憩してるのかもしれない。

運転はうまくいかなかったようだ。

操作盤の前にいた僕は、現場の状況がわからない。

帰り際に戻ってきたIさん、タクちゃんに対してまくし立てる。

そんなの普通だって、不具合じゃないって!

よくよく考えると、「現場見てないのに何様?」なのだが、僕も「それは不具合ではないのでは?」側の立場だった。

 

Iさん帰宅、タクちゃんと僕は会社に戻り、店社の人と打ち合わせ。

おや?タクちゃん、現場では言ってなかったこと言ってる・・・。

思わず聞いた。

 

それ、さっき現場で言っとったらさ、Iさんだって「それは不具合だ」ってなったじゃん。

 

うん、そうなんやけどさ。

 

やけど、何さ?

 

あの人に、あんまり期待してないやんね。

おってもおらんでも同じやし・・・。

 

ああ、わかるわさ。

タクちゃんじゃない「この人は優秀だわさ」って人がさ、Iさんを評してた。

5年くらい前の話。

「あいつはダメだ」って。

 

あの人、あたりまえのことを大きい声で言っとるだけやんね。

タクちゃんの一刀両断に、思わず笑ってしまう。

 

うまいこと、言うなぁ。

 

ちなみに、Iさんはタクちゃんより高給取りだ。

世の中、というか、大企業なんてそんなもんである。

もちろん、そうじゃない人もいるけど。