知るだけでいい

奥さんと話していて、気づいたこと。

小児発達外来、というところにお世話になって、奥さんは変わった。

と思っていたんだけど、別に考え方が変わったわけじゃないよね?ということに気づいた。

変わったのは、知識。

たまたまってのもあるけど、そこの先生が奥さんと相性が良くて、そこでいろいろ教えてもらったことで、どう対処すればいいか?とかがわかったんだって。

だから、相変わらず、夫である僕と息子のアスペルガーっぷりにはついていけないけれど、矯正しようともしなくなった。

この人はこういう人なんだ、という知識。

この人を変えることはできないんだ、という知識。

それを肌感で習得しただけ。

 

オードリーの若林さんの著書で出てくる話が、超マッチする。

売れてから、家庭教師を雇って勉強していたという。

そこで、先生に言う。

 

先生、知ることは動揺を鎮めるね!

若林さん、学ぶことのほとんどの意味はそれです。

 

僕たちは動揺しなくなっただけなんだと思う。

結果、知っている範疇のことがいるだけだから、平静・・・まではいかないかもしれないけれど、不安にならずに済む。

 

そういうことかな、と思いました。