坊ちゃんの運動会を見に行った。
僕の子供の頃から比べたら、超コンパクトな運動会。
ソーラン節踊って、リレーして、はい、出番は終了。
僕の短距離遅い遺伝子バリバリ受け継いでしまった坊ちゃん、去年はバトンを受けて早々に皆に道を譲り切ってから走るという、控えめなスタンスだった。
今年は違う。
2番手走者として、2位でバトンを受け取ると、なんと、誰にも抜かれずに2位のまま次の走者へ繋いだ。
走り終えて飛び跳ねて喜ぶ坊ちゃん。
いや、そんなに喜ぶほどの結果か!?
客観的にはそんなツッコミを入れたくなるが、彼はちゃんと自分のモノサシで生きているのだ。
ソーラン節も、めちゃめちゃキレ良く楽しそうに舞っていた。
ものすごく楽しみにして迎えた運動会を、予定通り楽しんで終えた坊ちゃん。
アスペルガーを否定するのをやめ、できるだけ肯定的に育てる方針に切り替えた奥さんの成果がここにある。