オレガイッテヤラントサン

ついつい口を出したくなっちゃう。

でも、それで言った相手が変わるわけではない。

なのに、言っちゃう。

結果、関係性が悪くなるだけ。

もったいないね。

なんで言いたくなるんだろう?

相手はそんなことを望んでいない。

相手の望んでいることをやる、望んでいないことをやらないってのは、意外と難しい。

僕の場合、父へ言ってしまう。

いつまで経っても高血圧の薬を飲み続けていて、いつぶっ飛ぶかわからない。

実際、救急車で何度か運ばれたこともある。

「薬を飲まなくていい状態」を目指してほしい。

そんで、うだうだ言っちゃう。

父は全く変わらない。

苛立つ僕。

なぜ苛立つか?

その状態を続けると体調を崩し切って、僕がケアしなくちゃいけなくなるからだろうか?

それを回避したくて言っているのだろうか?

なんせ、できるだけ健康に生きてほしい。

という余計なお世話で僕は「オレガイッテヤラントサン」になってしまっているのだ。

でも、ここで自分に照らし合わせてみるべきなのだ。

自分が求めてもいないアドバイスやら、こう変えろって指摘、嫌でしょ?

だけどやっちゃう。

特に「身内だと思っている人」「仲が良いと思っている人」に対して言ってしまう。

影響が大きいから早めに矯正したくなるのである。