自分起点

準備はある程度やる。

時間が許せば6〜8割くらいかな。

「現場は生き物」ってよく先輩方が言うんだけど、確かにそんな感じ。

どこまで完璧に準備したとしても、最後はぶっつけ本番。

必ず準備漏れがあって、あとは臨機応変の嵐。

これも慣れで、「ギャーどうしよう」から「ああ、今回ないのはこれか」って程度になっていく。

でもね、モノがないのはなんとかなるもの。

キツいのはね、協力してくれる人と意見が合わないこと。

あーもう、こうやってやれば早いのに!

言っても聞いてくれねえ。

言っても伝わらねえ。

その、伝わらない人はどこにいるかっていうと、槽の上にいるわけね。

ヘドロドロドロの槽の内部がどうなってるか、わかってねえの。

そうか、わかっていなかったんだな。

槽の上で司令塔も必要。

でも、それはわかってないとできねえ。

一回呼べばよかった。

こっち来て、中の状況見てって。

僕も愚痴ったり、要求してるだけでよくなかったなと。

怒ると相手の否定に走っちゃう。

冷静になってから振り返れば、自分起点でよくなかったことも見えてくるもの。

イムリーに、その時点でそれができるようになりたい。