飄々をめざそうじゃないか

長い打合せに付き合ってくれた真面目な先輩、ありがとう。

その1時間40分くらいの間に、着信が3件。

職場ではできるだけ気配を消している僕にとっては、珍しい現象。

いっこ、名前が表示されていない数字だけの着信。

社内システムで検索、誰だろう?

把握してから折り返すだけでも、気持ちはだいぶ軽い。

違う部署の、大先輩。

大先輩なんだけど、大先輩感は全然なくて、いっつも飄々と笑ってる。

たぶんだけど、出世もしていない。

でも、頼れる存在で、誰もその先輩のことを悪く言う人はいなくて、けっこう前だけど、自家栽培しているという、めっちゃおいしい椎茸を僕にくれたこともある。

 

ああ、こっちだな。

 

なんか、モヤモヤが晴れた。

昨日ね、部署のあり方やら、仕事についてやら、めっちゃ熱く語る人に囲まれて、なんか僕も変に頑張らなあかんのじゃないかって、感化されかけて、でもなんかすごく違和感があって。

それでモヤモヤしてたの。

その先輩に折り返し電話をかけて話して、それが、パァって一気に晴れた。

 

僕の目指すべきは、こっちだ。

 

妙な確認。

僕が偉くなって、人に威圧感与えて、どうすんのさ?

飄々をめざそうじゃないか。