「ボケを肯定する」という空気感

大阪。

それは特別な街。

僕は思う。

大阪は日本から外れて独立国としても良いのではないか?

 

まるで呼吸するようにボケるのが真骨頂。

楽しそうである。

いや、そんな人ばっかりじゃないんだろうけど。

でも、そうじゃない人でも「ボケを肯定する」という空気感。

これは前提条件として大阪の皆さんが持っているエチケット。

 

軽いノリで過ごした数時間の後、不意に本音が溢れる。

あの時、責任を押し付けなかったこと、それを評価してくれているという。

ああ、あの時。

キツかったけど、でも、「ほぼ自分が悪い、自分のミスだ」で通したっけ。

実際そうなんだから、そのまんまであって、至極普通のことなんだけど。

でも、責任をなすりつけるほうが、楽だもんな。

やっちゃう気持ちも、わからんではない。

なんでやらないかっていうと、たぶんそれは「自分に嘘をつく」ことになるから。

それはやらないって決めてたから。

だからやらずに済んだんだと。

そう思う。