僕は無駄な比較をする

通夜、淡々と進行。

15年振りくらい見る年が下に離れた従兄弟の姿は変わり果て。

最後に住職の講話。

これが酷かった。

本を出して、とあるページを開いて、それを棒読みして終わり。

呆れる、と言うか、なんと言うか。

今まで見た中で、圧倒的に最低。

皆、少しくらいは故人と絡めたり、自分の解釈を入れてきたりするもの。

僕が見てきたのはそうだった。

 

ゴージャスな着物を身に纏い、肥えた住職、退場。

この前見た、ニコニコして愛想のいい交通整備のおばちゃん。

このおばちゃんに、あなたは絶対に敵わない。

僕は無駄な比較をする。

でも、思うの。

職業じゃねえ、そうじゃなくって、どうやるか。

どういう気持ちでやるか。

それが全てだと思うのです。