ガストからのにおい

まだまだやらなあかんこと満載。

未解決事項もどっさり。

仕事はウンザリ!

でも、一番高え山は越えた感。

もう仕事したくねえ!

肉だ、肉!!

 

焼肉へ行こう、の話で、奥さんが坊ちゃん抜きにしたいという。

ちょうど、坊ちゃんが習い事の金曜日の夜。

坊ちゃんには市販のソースをぶっかけたパスタ?を出したようで、それはそれで「うわっ、こんなにたくさん!やったー!!」と喜んでいた。

幸せな人だ。

坊ちゃん完食後、習い事の現場へ送って、そのまま肉屋へ。

時代はとにかく人件費削減。

オススメの肉盛りの紹介が終われば、後はカラオケで曲を予約するようにタブレットで肉を注文していく。

 

オススメの肉盛りが到着すると同時に、店員さんが言いにくそうに尋ねてくる。

あの・・・大量に注文いただいているのですが、お出ししていいですか?キャンセルしますか?

これね、結局は全部平らげました!

 

腹八分目で、ちょうど坊ちゃんお迎えの時間。

近所の女の子も一緒に車に乗せて帰路へ。

この子の嗅覚は鋭かった。

「なんか、おにくのにおいしませんか?おにくたべたんですか?」

後部座席からのツッコミにギクリとする運転席と助手席。

もう一人、後部座席の坊ちゃんから「ぼくもいきたかった!!」と怒られるかと思いきや、

「あっ、ガストからのにおいじゃない!?」

と、完全に打者の裏をかいた変化球。

ウィーンと窓を開け、左手に見えるガストを眺める坊ちゃん。

 

坊ちゃんはその夜、幸せなまま眠りについたとさ。