ちょっと指震える

泊りがけの出張になると、短期的な家計簿をつける。

会社から宿泊費と日当が支給されるから、高級宿に泊まるか出張先が東京でなければよっぽど赤字になることはない。

そんでもって「どれだけ黒字が出ているか?」を把握しながら生活していくわけ。

それが少し楽しいんだろうね。

浮いたお金はパーッと使う!

普段は「手が出ないな・・・」ってブレーキがかかるところを震える指で示して「ここっ、これください!」って言うの(笑)

ちょっと指震えるんだよね。

自分の判断基準より価格が上のモノを買う時って。

 

さて、今回も黒字になりそうかな?

着地が見え始めると、次の疑問。

 

何にお金を使おうか?

 

不思議な感覚なんだけど、この浮いたお金、貯めておこうとは思えない。

すぐに使い切ってしまいたい。

この感覚、共感できる人とできない人どっちが多いんだろう?

 

そんでね、出張先の現場へ歩いていく道中で考えるの。

結果、全く思いつかない。

おれ、欲しいと思ったモノは買ってるな、と。

「お金があったら買うのに・・・」ってモノがない。

一個だけ思いついたのは、時間。

現場があるからといって、他の仕事が消滅するわけではないし、現場でそこそこ想定外のことやらなんやらで、まあまあ寝る時間ない。

ただ、これはパッと数万円誰かに支払って解決するもんでもない。

 

まあ、なんせね。

「お金があったら・・・」ってのがない状態だってのは、生活してて実感しにくいけど、これは大変恵まれた幸せな状態だね。