バキ力

飲茶さんの「最強の哲学入門(西洋哲学編)」を読破。

哲学を「バキ的」に解りやすく記述したという、なんとも斬新な本である。

若かりし日々の友人と喋ると、今でもバキのセリフはどうしても出てきちゃう・・・。

そんな僕にとってこのバキに満ちた哲学書は、瞬く間に過ぎ去りし400ページだった。

蝶のように舞い、ヒョウのように走る。

漫画を読むような軽快さで、文章が頭に入ってくる。

補足のイラストもパンチが効いていて、ナイスです。

「バキ力」、恐るべし・・・。

 

2000年以上かけて、思考のバトンを渡してきた哲人たち。

こんなにも昔の時代、今の世にも通じる哲学を展開していたとは。

「哲学」というものが、こんなにも歴史的につながったものだったとは。

中でも「国家」の章は圧巻。

社会の仕組み、どうしてこうなの?と曇っていたモヤモヤがスッキリ晴れます。

ただし、晴れたからといって、解決するわけじゃないんだけど。

とにかく、この本を読めば新しい世界が開けます。

 

哲学って、おもしろい!