強制上座送り

あらゆる階層組織は無能化する。

衝撃的な名著を読破してから、2週間くらい経ったろうか。

部内の連絡会で社内の人事異動が紹介された。

 

うっ、これは「強制上座送り」だ!

強制上座送りー生産性の低いポストから別の生産性の低いポストへ移っただけ。

はっきりそれとわかるのが、2件ほど。

 

ピーターさんによれば・・・

階層社会では、すべての人は昇進を重ね、おのおの無能レベルに達する。

やがて、あらゆるポストは職責を果たせない無能な人間で占められる。

仕事は、まだ無能に達していない者によって行われている。

 

なかなか恐ろしい話である。

みなさん、それぞれ思い当たる節があるのではなかろうか。

 

数日前、電話がかかってきた。

数日前、参考資料を送ってくれと頼んだ相手から。

「すみません、今日期限で依頼いただいていたのですが、お出しできません。どうしましょうか?」

 

ちょい、ちょい!!!

まだ早い、さすがにまだ早いよ、無能レベルへ達するのは!

まあ、自分もそんなに人のこと言える立場じゃないんだけど。

 

さあ、この絶望的な法則から逃れる術はあるのだろうか?

気になる方は、原本を読むべし。