女疾風、女石投げ。

「女」がつく漢字、並べてみましょう。

 

嫌い

嫉妬

妥協

娑婆

嬲る

妄想

微妙

奴ら

妖怪

好き

 

なんか、あんまりいい雰囲気の文字がないね!

「嬲る」なんて、横幅広げたら、男女男る〜♪

男、いや女、やっぱり男!る〜♪

 

ところで「娑婆」ってどんな意味?

 

 1.苦しみに満ちた耐え忍ぶべき世界

 2.人間の世界。この世

 

ネットで検索してみたらこんなん出てきた。

普段、気軽に使うけど、ここまでの意味合いを認識した上では使ってないな。

せいぜい「この世」くらいの認識。

2字だけど、どっちの分母も「女」だもんね。

娑婆の世界は、女が下から支えているのさ、そう言いたいのだろうか?

 

おっと、そういう視点でいくと、「嫉妬」も2字とも「女」入ったらい!

女疾風、女石投げ。

旦那に不倫相手がいることを知った女が、疾風のごとくやってきて、女に石を投げつけちゃう・・・

そんな場面を漢字職人が目撃し、この漢字を作ったのではなかろうか。

 

なんかさ、「嫌い」と「好き」の両方に「女」が入ってるのも、深い感じがするのよね。

女を兼ねると「嫌い」になっちゃう。

「兼ねる」は、一つある上にもう一つ持っちゃうって意味があるらしい。

嫁と姑が絶対にうまくいかないってのも、家に女が「一つある上にもう一つ持っちゃう」ってことと通じのかな?

うわっ、嫁って「家の女」で、姑って「古い女」だ!

ギャー!!

 

そんで、女と子供で「好き」だもんね。

母が子を愛する「好き」という感情。

これは最も不変的ということだろうか。

 

「妖怪」これは、なんかわかるな〜。

電車に乗ってて、ギットギトのババアが乗り込んできたら、

えっ、妖怪!!?

って反射的にビクっとなっちゃうこと、あるもんね。

 

そんな青髭考察に、奥さんから一言。

漢字って、絶対に男の人が作ったものだよね。