お食事ジャパン!

28歳で死んじゃった友人がいる。

奥さんから「お腹の子は男の子だよ」と聞いた翌日に、くも膜下出血で倒れた。
母親想いの九州男児だった。

タバコは吸わないし、酒に溺れるでもない。
サッカー好きでボチボチ運動もする。

どうして、なんであいつが?
もっと、死んでもいいやつなんて、他にいるのに・・・
すみません、言い方がひどいけど、そんな気持ちでした。

ずっと、理由がわからなかった。
でも、今はこれが原因じゃないか?と思えるモノがある。
あくまでも、現時点でだけど。

近藤正二さん日本の長寿村・短命村という名著中の名著がある。
この本を読んで、ああ、きっとこれが原因だ・・・と思った。
僕の推測は当たらずとも遠からず、だと思う。

僕の推測、原因はズバリ「炭水化物(糖質)の食べ過ぎ」だ。
近藤さんは日本全国を歩き回って、その土地土地の食生活、文化、寿命を調べた。
その結果を猛烈に簡単に言うと、「米を日常的にワンサカ食べる輩は短命」ということだと思う。

そういう地域では、若くして脳溢血で倒れる人がいる、そんな記述があったはず。
そこを読んで、友人の死と繋がった。

あいつ、炭水化物、めちゃくちゃ食べてた・・・。
僕もそうだったんだけど。
炭水化物って、安いんだ。
あいつも、金がない、母に負担かけないようにって、そういう食生活してたと思う。

僕がぶっ飛んでたかもしれない。
運がよかっただけだ。

学校の教科書にしてもいい本だと思う。
というか、学校で「バランスのいい食事を!1日30品目!朝食は食べなさい!」って教育するより、3億倍くらい勉強になる。

よく言うじゃない。
「学校の勉強なんて社会に出たら何の役にも立たない」って。

そこまでは思わないけど、そういう部分も大きいと思う。
だったら、社会に出て役に立つ教育を!
生活する上で役に立つ教育を!
自分のアタマで考えられる人に育てよう!

と思う。
教育は、もっともっと変えるべき。
もっともっと、考えるきっかけを与えるべき。
もっともっと、本当のことを教えるべき。