なめちゃった

ピンポンが鳴って、玄関に坊ちゃんを遣わす。

おでんの時は卵の殻を剥いてもらったり、来客対応もできるし、6歳児は既に立派な戦力である。

 

やってきたのは近所の女の子。

そとであそぼ、の誘いに「どこで?」と腰の重たい坊ちゃん。

いや、行けよお前。

どこだっていいじゃんか。

文字通り尻を叩いて坊ちゃんを送り出す。

 

玄関では何やら見慣れぬ青いスプレーをシュッシュしてる。

なんぞや?と聞くと虫除けスプレーなんだとか。

そんなもんが家にあったんだ、とポケーっとしていると、「なめちゃった!なめちゃった!!」とその女の子が顎を突き出して僕にアッピール。

いや、舐めるなよ!そんなもんを!!

村山総理の眉毛

髪は薄くなれど、喉毛は無駄に濃くて太くなってきてる気がして。

切ってもらってる美容師さんに「喉毛は何で年取ると濃く太くなるの?」と僕は聞いてみた。

答えは、年齢が上がっても毛は濃くも太くもならない。

但し、抜けにくくなるのだという。

毛には生え変わる周期があって、ある一定の時間が経つと勝手に抜ける。

んで、新しい毛がニョキニョキ生えてくるってわけ。

その古い毛が抜けずに、伸びちゃう。

僕はハッとした。

そうか、だから当時の村山総理の眉毛はあんなに長かったんだ!

逆に、若い人は定期的に抜けて、生え変わってるから、一定の長さのままに感じるんだ。

 

眉毛が長くなってきたら気をつけよう。

老害にならないように、自ら抜けましょう。

そんな風に思いました。

タートルネック干し

襟がガッバガバのTシャツをハンガーで干すと、肩がずり落ちてベランダに落下。

よくある話ね。

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かといって、シーツを干すみてえに物干し竿に直接ガチャっと固定するのも何だかものものしい。

そして今日閃きました。

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ぱっと見なんのこっちゃわかんないけど、ハンガーのフックを腕通すところから出してるのね。

形崩れても構いません服限定の、名付けてタートルネック干し!!

前途多難

久しぶりに髪を切りに。

独立を決断したカットマン。

今日が契約日なのだという。

前途多難。

確実にこれから「お金」のプレッシャーと戦うことになる。

キツい勝負。

収入がガクンと落ちたことがある僕。

それはそれで大変だったけど、返済をクリアしながらキャッシュフローを回していかなければならない過酷さ。

これは想像できない領域。

 

でも、やりたいことがあって。

リスクを背負ってでも挑戦する覚悟があって。

何だかそれは、良い人生。

順風満帆で何の苦労もなくお金に困っていなくって、でもやりたいことがない人生よりも。

それよりも、失敗しても良いからチャレンジする人生。

もちろん、言うは易し。

それでも、僕は彼の人生を肯定したい。

たとえこのチャレンジが失敗したとしても。

職業病

文明社会というものは、少なからず分業することで成り立っている。

自分で火を起こして、水は近くの川から汲んできて。

コツコツ野菜を畑で育て、肉は狩りや釣りで獲ってきて、電気は使わないか、もしくは自分で発電しちゃうか。

そんな、何でもかんでも自分でやっちゃう人なんて稀のまた稀で。

全部やっていたら、それだけで一日の大半が終わっちゃう。

分業するからそこに特化できて。

その分野が進歩するというか、尖っていくことができる。

 

いろんな会社があって、会社ごとにその分野に特化している。

さらに、会社の中でも細分化されていて。

例えば、「買う専門」の部署があるのです。

とある先輩Aさんが言ってた。

この部署の人たち、軒並み皆んなドケチなのだという(笑)

Aさんは釣り好きだから、お金に糸目をつけない。

釣りプレイ時の快適さ、心地よさを追求して、10万円を超えるような最高級のリールをバンバン買ったりする。

「買う専門」の人たちは違う。

各社の金額比較表を作って、イッチバン安いのを買うんだって(笑)

いやぁ、職業病だね!!

「いかに安く買うか」が仕事だからね・・・。

 

釣りに何を求めるかは人それぞれ。

僕なんかもAさんタイプだから、「げえ、この人は何が大事なのかわかってねえ!もったいねえ!!」って思ってしまいがち。

でも、そう思う僕がズレてる。

自分のモノサシで他人の行為を評価しようとしている。

その人がそれで「ヨシ、安く買えてバッチリじゃ!!」であればそれは本人にとってイッチバン良いわけで。

誰が上でも下でもない。

わかっちゃいても、なかなかそう素直に思えなくって。

ついつい「それは違うでしょ!」って、無駄に干渉しようとしてしまうのです。

至極真っ当な

食後に薬を飲む坊ちゃん。

奥さんに問う。

それは何の薬なの?

痰が切れやすくなるのだという。

はて、坊ちゃんは「痰が切れやすくなって欲しい!」と願っていたのだろうか?

てっきり、咳止めの薬か何かだと思っていた。

痰が切れやすくなる薬なんてさ、タバコの吸い過ぎで痰が絡む人の方がよっぽど必要なのでは?

熱があるわけでもねえし、咳がそこまで酷えわけでもねえし、かといって何もしないわけにもいかないし。

だからそんな薬を処方せざるを得ないんだろうね、きっと。

 

いろんなお医者さんがいて、「そんな程度で病院来るんじゃねえ!」ってハッキリ言う人もたまにいて。

その時はちょっとそれは言い過ぎじゃねえの?って思ったりもしたんだけど。

今思うと、至極真っ当なお医者さんだなって思います。

目的と行動

咳が止まらない坊ちゃん。

と言っても、時々ゴホゴホやる程度で、もう熱もない。

そんな状態の坊ちゃんに学校から電話?で「医者行ったんですか?」とプッシュがあったという。

このご時世だから仕方ないのかもしれないけれど。

咳くらいで圧力がかかるなんて。

何だか、生きにくい世の中になってしまいましたね。

この程度の席ならば医者に行かなくっても、時間が経てば治るし、いくら処置したところで咳を完全に止めることはできない。

医療費がかさんで、国の財政が逼迫して、病院が儲かるだけ。

・・・というのは言い過ぎかもしれないけど、「医者に行けばOK」って短絡的な思考回路も如何なものか?

目的が感染防止ならば、「咳が止まるまでは休んでくれないか?」ってお願いが真っ当なのでは?

 

目的と行動がずれていませんか?というモヤモヤでした。