アスペルガー症候群の特徴の一つとして、おそらく、空気が読めないという話がある。
共感能力が低い、と言ってもいいと思う。
それについての奥さんのコメントが、「ああ、その発想はなかった」という感じだったので、書いてみる。
僕と息子さんはバリバリのアスペルガー。
奥さんから見て、僕らは「この人は嫌いだけど、この部分はいいところ」という風に、嫌いな人であっても、いい所は素直に認めているという。
奥さんにはそれができないんだそう。
キライな人にいい所があっても、認められない。
キライな奴にいい所なんてねえわ!というところだろうか。
確かに、どんなにキライな人であっても、いい所は認めているかもしれない。
あれだね、言葉を言葉通り受け取るってところとも通じる部分があるかも。
どんな特徴も欠点でもあり、長所でもある。
ダブルシンキングが良くないことだと思っていた時期があるが、最近は違う。
むしろ、シチュエーションに応じて考え方、解釈を変えられることが良いことでもあると思えてきている。
まあ、それも、場面によってやっていい時と悪い時があるんだろうね。
うーん、生きるって難しい!
でも、難しいから面白いのかも。