抗わない美しさ

会ってみると、想像と全然違う。

メールや電話や打合せ。

事前情報から勝手に想像していたのは、僕の妄想。

清々しいくらいの「やる気はありません」という意志表示。

斜陽感、そう呼ぶにふさわしい体験。

そう、日本は今、斜陽感の真っただ中にあるのだ。

なんというか、それを受け入れながら、シュリンクしていく日本と相似形を保ちながら、自らもサイズダウンしていく。

そんな姿勢に映った。

お恥ずかしい話ですが、こういう状況です。

なんかね、それがね、無理が無くて、すごく潔く感じて。

それでいて、拗ねてもいなくて。

抗おうとするから、苦しくなる。

抗わない美しさを、今日、僕は感じました。