大爆発の前に小爆発は起こっていたそうで。
小爆発でも、警報は鳴る。
きっと、最初は皆ビビる。
ところが、人間の性質として、あらゆるものに慣れてしまう。
なる前提で、危ないから鳴るタイミングでは近づかないでおこう。
ある意味、全然間違ってはない。
そして、数年後、たまたま全ての悪条件がロイヤルストレートフラッシュのごとく揃った時、大爆発は起こった。
取り返しがつかなくなって初めて、人は今持っている仕事を放り出してお金と時間を震源地へ投下する。
そして、それが終わると、次の大爆発までやってもやらなくてもいいような仕事に没頭するのである。