コーヒー

チョコレートの香り!

フルーティな味わい!

 

いつも行くコーヒー豆屋さんのディスプレイに踊る文字。

先週のはどうでしたか?と聞いてくれる愛想の良い店員さんに対し、「そんな味はしなかった」と実直に答えると、なるほどコーヒーはコーヒーの味だと、と大人の対応をしてくれ、めげずに次も同じように今週のブレンドの味について、美味しいよ、と説明してくれる。

あの、やたらめったら「コーヒーにちょっとだけ付加された味の特徴」を巻き立てる風習は、なんなのだろうか。

僕なんて苦味、酸味の度合いですら、感じる味覚として星幾つなのか定かではない。

ざっくり浅煎り、中煎り、深煎りの違いがわかるくらい。

以前、テレビにコーヒーバリスタ選手権みたいな大きな大会で優勝したという人が出演していた。

これはどんな味がするか?

その答えを「違う!これはナッティな香りなんかじゃない!」って師匠にボロカスに叱られたり、修行のために吐くまでコーヒーを飲んだりって下積み時代のVTRが流れてて。

何かで超一流になるには、大変な苦労がいるのですね・・・。

要は、何が言いたいかというと。

バリスタ選手権で優勝するような人でも、相当な修行を積まないと味の表現が覚束ないって、それって結局、素人にわかるわけないのでは!?

それとも、超高級ラインのコーヒーだと、かなり違うのでしょうか?