こどくチャレンジ

新大阪。

ここは、改札を通過してから飲食店がある。

自由席ならいざ知らず、新幹線の指定席ならば、入店してから時間との戦いとなる。

先日、孤独にチャレンジしてみた。

 

やはり、その特殊性から、工夫がうかがえる。

時計の針、5分くらい早めにセットしてある。

乗り遅れを防ぐためだね。

気がついちゃうと、あまり意味ないけど。

そんで、店員さんの数が異様に多い。

これは「待ってて」が許されないからだね。

常に余剰人員が必要だ。

 

さて、余裕を持って、退店。

・・・のはずが、会計待ち4人。

ぱっぱと流れていくかと思いきや、一人一人が長い。

自分の番になってわかったが、注文の品と数を一つ一つ読み上げていた。

そりゃ、時間かかるわな。

 

待ちの間、ふと厨房内に掲げてある社訓に目がとまる。

「誠実に」とか「努力せよ」とか、よくあるパターンが続く。

右から順番に読んでいき、左端で思わず唸る。

「人間、大差ない」

なんか、いいね。

だからこそってことだよね。