年齢層のズレ

とある番組で・・・というか、ヘウレーカなんだけど。

吉村さんと又吉さんが、共演者から質問を受ける。

 

あ笑い芸人って、何歳まで「若手」なの?

 

う〜ん、俺らくらいだともう「中堅」かな。

と、二人が返す。

ふと、思う。

お笑い界の「若手」って、ベースライン上がったよなぁ。

昔はそれこそ、20代前半が文字通りの若手。

今じゃあ、人によっては30代でも若手に分類されちゃいそう。

 

お笑い界だけじゃない、いろんな分野で「年齢層」がズレてきてる。

ちょっとズレすぎじゃあ、ないだろうか?

僕の父なんて、65歳近いけど、実家の周りはさらに上を行く人ばかり。

どっちかと言うと、若者扱いされている気もする(笑)

相対的に判断するのも、大概にせいよ!?

思わず突っ込みたくなります。

 

今回亡くなった志村さんだって、70歳。

隣席の人がニュース見たのか、おおっ!と驚きの声をあげた。

今思うと、仕事中に何やってんの?って気もするが・・・。

誰もが知るスター。

定年間近の重鎮が「俺と10歳も違わねえんだもんな・・・」とボヤきながら歩いていた。

志村さん、死んじゃうと、さすがに笑いにならないね。

でも、70って言ったら、おじいちゃんのど真ん中。

志村さんだと、若く感じちゃうけど。

これを機に、年齢層のズレた感覚を少し戻しましょう。

みなさん、もういい歳です。

 

僕も、肺炎なったことあるから、なんとなく想像つくところもある。

これ、クソジジイになってからだったら、確かに死ぬかもな。

当時、そんな風にも思った。

 

ここまできたら、避けようもないのかもしれない。

できるのは、覚悟くらい。

経済を完全に捨てることは、できないだろう。

 

父親世代、どうか達者で。