アカトンボ、でるとアキカナ?

甲府の宿、近くに中華屋さんがあったのよ。

赤いよね~、看板。

それ見ると、反射的に酸っぱい味連想しちゃうの。

中国人の方がやってる、よくある安い中華屋さん。

好みだとも思うんだけど、あの酸っぱさ、苦手なんだわ。

 

ああ、ここも酸っぱい系かなぁ。

そう通り過ぎかけて、中の様子がどうも違う気がする。

これはね、ほんとうまく言葉にできないんだけど、「酸っぱくなさそう!」なの。

いや~、語彙力がないね!

酸っぱそうで、酸っぱそうじゃない、そんな感じ。

でも、酸っぱいかもしれない・・・。

 

行ってみましたとも!翌日ね。

イラッシャイマセ~、お出迎えは中国出身丸出しなのさ。

うっ、やはり酸っぱい!?

実食あるのみ!

 

・・・実食。

 

餃子×2

ニラレバ×1

 

・・・うん、酸っぱくない。

いや、このメニューで酸っぱいわけ、ないか(笑)

そして、なかなかにうまい。

しっかり作ってある。

いや、「あたり」ですわ、このお店。

 

帰ろうとした時、チャイナママさんフラリ現る。

 

「アカトンボ、でるとアキカナ?」

 

度肝を抜かれた。

俳句でも読みたいのか!?

初対面の人に言われる一言目。

このシチュエーションで、この一言は、おそらく死ぬまでないだろう。

 

甲府駅近くのディープインパクト、その名は「華中華」。