新たな味噌汁のカタチ

人間、自分のためだけに生きるってのは、なかなかモチベーションが上がらない。

食事も、しかり。

日曜日にどかっと豚汁鍋一杯仕込んで、冷蔵庫の野菜室へイン。

そんで、毎夜小さい鍋によそってあっためて。

これすら、億劫になってきた(笑)

何が面倒かって、あっためるために使った鍋を毎回洗うのが。

そのレベルで、自分のためだけに食事を用意するハードルは高い。

 

考えました。

新たな味噌汁の形。

空のおわん、スタンバイ。

そこに、煮干しを千切って入れましょう(頭と腹ワタは食べる)。

昆布も千切ってイン。

スプーン1杯の味噌、干し切った野菜たち(大根、人参、ゴボウ)もイン。

最後にチンチンにあっついお湯を注ぐ。

はい、完成。

 

そうね、味よね、問題は。

3分後くらいに実食。

まず、出汁は当然出し切ってない。

かといって、全く出てないわけでもない。

ほんのり、旨味、ふんわり。

だから、出汁なしに比べたら全然アリ。

次、具ね。

干し切った上に、戻しきってないから、歯ごたえ抜群(笑)。

大根の漬物を、もう一段階硬く、コリコリさせた感じね。

 

トータル。

客人へ出せる代物ではない、でも、自分食べるなら俄然アリ!

インスタントの味噌汁みたいな、不自然な濃さないし、スッキリ食べられる。

鍋洗わなくていいし、何より量が調整しやすい!

大量に仕込むとさ、「食べなきゃ!」ってなるのね。

最後の食べきる日なんて、どうしても「もうちょっとだし・・・」って食べすぎちゃう。

それがなくなるのが、いいね。

まあ、野菜干すめんどくささが残るけど。