脱廃プラは何処へ?

完全に、かつ一瞬で立ち消えましたね。

そんなこと言ってる場合じゃない、ということなのでしょう。

まだ、かろうじてバックスが営業してた頃、「タンブラーにコーヒー入れて」というお願いはもう通らなかった。

コロナ対策でできません、マスク姿の店員さんが値引きして普通の使い捨てカップでコーヒーをくれた。

 

かたや、その他飲食店。

どこもかしこも、こうなったら持ち帰りで生き延びるしかねえ!という勢い。

ラーメン屋さんまでが「お持ち帰りできます!」の旗を掲げる。

こりゃあ、完全にプラスチック増だわね。

でも、しょうがない。

人間、食っていける土台が安定してないと、その先の余裕なんてない。

 

そもそも、なんでプラNG?

ってことを理解してなかったんだけど、最近ヘウレーカで学んだ。

要するに、ポイポイ捨てちゃうのが問題。

捨てられたプラごみは、いずれ海にたどり着く。

だんだん、細かくなってく。

でも、完全に消えてなくなるわけじゃない。

その、細かいプラゴミに、有害物質がくっついちゃう。

これはね、すっごくわかる。

わりと真剣に親水性と疎水性について考えながら生きていた時期があるから。

プラはもともと石油からできたモノ。

だから、水に溶けにくい、油とか、そういうものと仲がいい。

プラスチック製の弁当箱、油汚れ落としにくいでしょ?

そんで、有害物質って、水に溶けにくいものが多いのさ。

PCBとか、たぶんいろいろ。

そういう奴らを、細かいプラが吸着、それを海で魚が食べちゃって、食べちゃった魚たちが釣られてて、いずれ僕らへ帰ってくる(笑)

 

はい、自業自得です。