ご当地物の消滅

近所のスーパーで「ビーバーのどぐろ味」を思わず手に取る。

珍味、食べてみたい欲に勝てない僕。

実家で両親がオススメしてくれたのがきっかけ。

八村塁さんもメディアで「これ美味しい」って言ってたんだよって、嬉しそうに話してた母。

実家から米やら、サツマイモやらを送ってくれる時、ビーバーも一緒に入ってる。

お母さん、ビーバーは遠く離れたスーパーまで流通していて、こっちでも普通に買えます。

しかも、山の上だと500ミリペットボトルが200円以上する、といった増額もなくです。

 

ご当地物の消滅。

どこでも、なんでも買えちゃう。

嬉しいような、悲しいような。

まあ、元々そうか。

鹿児島産のサツマイモ、普通にスーパーで買えるのって、僕が生まれた頃には普通のことだった。

普通すぎて、そのありがたみが全く実感できない。

鹿児島って、すげえ遠いんだよ、自力でサツマイモを運ぼうとするとさ。

なんかさ、それを忘れちゃいけないような。

時々、そんな気がするのです。