元々、血管が太い。
物心ついた頃から、採血の時に血管の位置が掴めずに看護師さんが戸惑うことはなかった。
これが、血管が細くて外観上見えにくい人だと、そうもいかないらしいと聞いたことがある。
さて、特に皮膚を押し退けそうな勢いで盛り上がっているのが、肘から指先にかけて。
それはもう、プニプニ押すことができるくらい。
血行が良い時はシルエットで観察してもわかるくらいではないか?
風呂上がり、奥さんに「こんなに太かったっけ?」と怪訝な顔をされる。
ほう、言われてみれば、確かに。
特に肘のあたりがレベルアップした感も否めない。
思い当たること、一つ。
ボルダリングだ。
最近、「登り続ける」スタミナがついたなぁって感じてた。
かといって、腕がべらぼうに太くなったわけでもない。
あぁ、と思った。
血液を供給する能力が上がったのかもしれない。
なるほどね。
上手い人が全くムッキムキでない理由、そこかも。
人間、35になっても進化できるものなんだね。