そういうもんでしょ?
そうやって、中身を知らないのに、あたかも「わし、知っとるで」って顔して過ごしてる。
そういうことって、けっこうある気がするのね。
それを、一個ずつ、地道に無くしていきましょう、という話。
恥ずかしながら。
十割そば、八割そば、なにが違うの?
齢、30をいくつか超えていながら、すみません。
でも、知ったかぶっていたんです。
第一回は「そば」。
さて、こんな世の中でもスーパーは開店、開店。
行ってみました、最寄りのコープ。
乾麺コーナーで片っ端から干からびたそばを手に取り、裏に記載された原材料名を眺めていく。
はい、邪魔な怪しいおっさんです。
全種類制覇し、わかった。
そばって、基本、小麦粉入ってんだ。
「小麦粉」の記載がないのは十割そばだけ。
十割、八割ってのは、そば粉の比率なのでは?
帰宅し、ネットで答え合わせ。
だいたい、合ってた。
基本、そば粉だけで麺を作ることは難しく、職人技になるそう。
だから、つなぎとして小麦粉を入れる。
びっくりすることも載ってる。
まず、生麺と乾麺では「そば」と名乗れるそば含有率が異なるという。
生麺は3割以上そばであれば、それは店頭で「そば」になるらしい。
マジか・・・・。
乾麺は、もっとすごい。
含有量の規定がなく、ちょっとしかそば粉が入っていなくても「一割以下」とか表記すれば、そいつは「そば」と名乗って良いという。
「そば食った!」とか、「そばうまかった!」とか。
純粋にプハーって思ってた自分が、なんだかちょっと恥ずかしい。