ヨメがうつになりまして5

慣れないことをすると、ドッと疲れる。

そして、悲しいかな、おもいのほか事は進んでいない(笑)。

これは分業化が進んだ理由の一つかもしれない。

 

初めて帰りも保育所のお迎えに行った金曜日。

坊ちゃん、オレ先に寝るね。

思いがけず、坊ちゃんより早く眠眠打破できない状態になり、布団に突っ伏す。

 

1時間くらい突っ伏してたような、そうでもないような。

寝室と眠眠世界の狭間から、僕は現実に引き戻された。

ピシャリと閉まった引き戸の音、坊ちゃんの強烈な泣き声。

うっ、もしかして、おかあさんがいない事を思い出して、パニックに!?

何も言わず、ただただ泣き続け、約3分。

ピタッと泣き止む坊ちゃん。

お前はカップ麺か?はたまたウルトラマンか?

3というのは、意外と区切りの数字なのかも。

「おかあさんに会いたい」を言われるのではないかと構えていたが、それはなかった。

 

ほんよむ〜

 

母不在でも、この習慣は崩れない。

やはり、「習慣」というのは強い。

究極はイチロー選手だよなぁ。

打席に入る前のルーティン作業、毎年の打撃フォーム変更。

ずっと、習慣だったと言えるのでは?

 

おっと、話が逸れた。

絵本を読み終わると、眠りの時間。

 

きょうは、はじめておとーさんとねるんだ〜

 

うん、確かに。

奥さんが夜まで遊び出かける事あっても、坊ちゃんが寝る前に帰ってきてた。

きょうは、初夜なのね。

 

奥さんがうつにならなかったら、坊ちゃんと二人っきりで夜を過ごすなんて、ないままだったかもしれない。