泊まりで出張に行くと、ホテル近くに銭湯がないか探す。
でっかいのじゃなくて、小じんまりしたところ。
おじいちゃん、おばあちゃんが番頭さんをやってて、小さな風呂が三つくらいあるような、そんなところ。
僕はシャンプーとかボディーソープとか、そういったモノは使わない。
自宅でもシャンプーするのはせいぜい週に1~2回だ。
そんな感じで、「シャワーの湯」のみでを使って頭や身体を洗っていると、
「ほれ、これを使いな」
「番頭さんにシャンプー借りれるよ」
といった感じで、常連のオッサン、おじいちゃんが声を掛けてくれる。
その確率、けっこう高くて、毎日声を掛けられることはないんだけど、新たに開拓した銭湯で一回は必ず言われてる気がする。
「ありがとうございます、僕、洗剤使わないんですよ」
なんて言って、断っている。
銭湯常連オヤジ連中の気遣い力、恐るべし。
声の掛け方、タイミング等、毎度感服させられる。
みんなで使う場で、リラックスしつつも周りを常に気にかけてるってことだよな。
ちなみにでっかい銭湯では、今のところこんな出来事は一度もない。
ちなみに、シャンプーやボディソープは30年以上毎日使ってた。
何にも考えず、「それが当たり前」と思ってた。
止めたきっかけは、はっきりとは覚えていないんだけど、とある本で
タモリさんは洗剤を使わない
「風呂に10分浸かれば、身体の汚れの8割は落ちる」とタモリさんは言ってる
というのを読んだのが大きかった気がする。
※100%僕の記憶です。その本はタモリさん著ではありません。
タモリさん、事実と違ってたらごめんなさい!
そんでもって、何が言いたいかっていうと。
シャンプーもコンディショナーもボディソープも、ほんとはいらないかもしれないよね。
洗剤メーカーが儲けるために、「それが普通であり、必要」という常識をいろんな形で刷り込まれているだけかもしれないよね。
そういう類いの事、他にも結構あるような気がするんだよな。