メーカー名が消されたギター

使いやすくていいギター。

そう言って先生が貸してくれたというギターの柄の部分に擦れた後。

理由を尋ねると、メーカー名が書いてあったのを削って消したんだって。

先生、これがもしブランドモノで高級なものだったら、消さないでしょ?

そう言った奥さんを、先生は否定できなかったという。

 

安さを恥じている

 

本当は、そんな必要ないのに。

でも、ぼくだってそういうところ、あるかもしれない。

無意識に安価なものを見下し、恥じて、避けているかもしれない。

本当の価値はそこにはないのに、でも、安いと価値が低いように感じてしまう。

いかに、僕たちが無意識のレベルでお金に囚われているか。

それを痛感するエピソード。

本当は、「どうしたら医者に行かない状態を保てるか?」が大事

いつからだろう?咳が止まらない。

たぶん、3週間前くらいから。

長い。

先週から咳をするときに使う筋肉?のような部位が損傷している雰囲気。

咳をするたびに、胸の上のあたりに激痛が走る。

痛すぎて、咳したいけど、咳が少し止まった。

なんだか、咳よりも咳に使う筋肉の方がヤバいから、一旦咳中止ねって、身体が判断してるみたいだ。

おぞましい。

医者に行くよう勧められるが、行ってなんとかなるのだろうか?

医者に行くと、「やれることはやりました感」が出る気がする。

即ち、思考停止。

本当は、「どうしたら医者に行かない状態を保てるか?」を考えなきゃいけない、行動しなきゃいけないんだけど、はい、僕もできていません!

私欲と恐怖は意外と似てる

人を動かすテコは「私欲」と「恐怖」の2つだけである。

 

かつてナポレオンはそう言ったという。

ふと、仕事の手が止まる。

 

今、僕は仕事をしている。

それ即ち、「人が動いている」ということ。

僕を動かしているのは何だ?

 

もちろん、お金が欲しいという欲は人並みにある。

ただ、自分で言うのもなんだが、そんなにガツガツ系ではない。

そもそも、仕事をしている間、お金のことなんて忘れている。

じゃあ僕を動かす恐怖はなんだ?

もし僕が仕事を全然できなかったら。

たぶん、めっちゃ居ずらい。

周りから超白い目で見られる、これは恐怖だ。

あれ?それって裏を返せば、「仕事ができる人でありたい」とか、「周りから信頼されたい」とか、そういう風に言えば、それは欲とも言えそうだ。

僕を突き動かしているのは、それだ。

 

私欲と恐怖は表裏一体。

意外と似てる、ほぼ同一。

言い方を変えただけだ。

敢えて逆張りの提案

買い物を終え、昼食のお店へ。

歩くにはちと遠く、地下鉄を使うと微妙に遠回り。

奥さんと息子、僕の計3人。

地下鉄に乗れば600円くらいかかる。

 

タクシーだ。

 

そう判断した僕は、ちょうど降車対応をしているタクシーの前に陣取り、ジェスチャーで乗車可否を確認する。

OKが出た。

お店の情報をスマホに映して渡すと、運ちゃんはそのままナビに入力している。

発車したタクシーは、ここから大誤算だった。

ラソン大会の影響で、遠回りに遠周りを重ねても、一向に到着する気配がない。

普通に行けば5分の距離。

15分経って、ギブアップ。

結局元のあたりに降車し、お会計は1300円なり。

これでお金をもらう運ちゃんのプロ意識を僕は問わなかったが、タクシー運ちゃんのレベルは下がる一方である。

IT技術全盛の今、敢えてナビを付けないタクシー会社が出ても面白いと思うけどな。

逆張りは勇気がいるけど、他の人達と同じことをしていたんじゃ、価格でしか戦えない。

移動が少ないだけでストレスが小さい

38歳になった。

この年になって「わーい!わーい!」って感情は無い。

そもそも、若い時にもなかったかもしれない。

しかしながら、奥さんは幸せな家庭で育ってきており、僕のためになんとかこう、旅行したりしようと企画してくれていた。

それをやんわり、近場でゆったりでいいよ、ということで、昼過ぎに市内の温泉で貸切風呂。

夜は行ったことのない焼き鳥屋さんで舌鼓を打つ。

という、無理のない、移動の少ない一日だったんだけど、これがすごく良かった。

いやぁ、近所で十分だわ。

 

近くのいいものには気づきにくい。

もっと、近所をつついていこう。

沈黙は金

今日は東京へ出張。

なんでかって?

とある連絡会での話。

障がい者雇用の一環やらなんやらで、単純作業っぽい仕事、ない?

そんな問いかけに、皆はノープラン。

痺れを切らして僕が言った案が採用されてしまった。

後日、指令が下る。

 

おまん、先方へ説明しに行かんかい!

先方は対面を希望されとるで、場所は本社じゃ!

 

僕は連絡会で発言したことを、スーパー後悔した。

沈黙は金。

二度と連絡会では発言しないと心に誓う。

Joe customer

良い耳栓を買おう!

loopという、たぶん海外のメーカーのhpからネットで注文。

「注文の発送準備を行っております」というメールの翌日、自信なさげな配達員さんがやってきた。

 

これ、合ってますか?

 

宛先の住所は合ってる。

でも、宛名が「Joe customer」になってて、僕の名前はもちろんジョーじゃない。

耳栓にしては段ボールサイズがデカい。

マンションには外国人の方も多い。

しかも、送り主はAmazonになってて、僕が買ったのはメーカーのhpからだ。

中身を確認させてくれ、と頼んだがそれは無理だという。

まあ、そうだわな。

配達員さんは引き返していき、後からネットで荷物追跡を見たら「Customer refused delivery」と書いてあった。

 

あれだったんだね・・・。