選挙の季節。
郵便受けに入った新聞紙のような紙の束。
なんやかんやで、自分の中で投票は行こうってなってる。
なんとなく、ただなんとなく。
別に僕が投票しようがしまいが、世の中は変わらない。
じゃあなんで?
わからない。
こうやって、あなたもこの国に存在してて、国として認めている一人ですよ。
そう言われているような気がしてるのだろうか。
なんか、無視はしちゃいけないような気持ちになって。
だから行くんだと思う。
紙に目を通す。
比例代表用の紙と立候補者個人の奴があって。
まず、比例代表ね。
こんなに政党あったんだ・・・。
初見の政党名がズラリ。
子供の頃からそのまんまあるのって、自民党と共産党と公明党と社民党くらいかな?
自民党の「決断と実行」ってのが、妙に印象に残って。
何をどう決断して実行すんのか、その方向性すら何一つ書いてないっていう。
なんか、それがすげえ斬新で。
単に候補者多すぎて枠が足りなかっただけかもだけど。
もはや、内容なんて何一つないほうが説得力増すのかなって(笑)
次、個人の立候補者のやつね。
山下けんじさんって立候補者の欄が一番ブチ飛んでて。
割と全然達筆じゃない手書きで「正解は無い」って書いてあって、その隣に爽やかな顔写真とこれまた丸っこい可愛らしい文字の直筆署名。
思わず「そうだよな、正解なんて無いよな・・・この人に一票入れようかな・・・」なんて気になりかけて。
ハッとする。
いやいや、正解無いのなんてあったり前じゃん!
立候補すんならさ、正解ないけど僕はこう思う!とか、こうしたい!!とか、それいるよ、きっと!!!