アトピーの調子が悪い。
薬物も残りわずか。
薬を支給してもらうため、かかりつけの皮膚科へ。
ふっふっふ、今日は準備が良い。
持参した容器を鞄から取り出し、「これが欲しいです」と医師に訴える。
身を乗り出し、思いの外近い距離感で容器を覗きこんだ医師は意外な一言を放った。
これ、ヘルペスの薬じゃないの?
ほえあっ!?
容器を裏返して見てみると、「ヘルペス」とカタカナで、しかも思いっきり僕の字で書いてある。
おそらく、マッキー。
僕はしばらくの間、別の薬を肌に塗り込んでいたのだ・・・。
そういえば、「こんなに効きが悪かったっけ?」って思いつつ塗ってた最近。
気づけよ、自分!