僕が一番わかってるって、傲慢

休もう。

そう思って、取った第三休日。

 

坊ちゃんが「行ってきまーす」してるところを寝ぼけながら畳の上で聞く。

そろそろ起きねば。

30分後にやっとこさ起き出す。

ほんとは昨日やんなきゃって思ってた仕事。

やりだすと、意外とかかるよね、時間。

でも、睡眠十分だから頭がよく動く。

よく動くといっても、知れてるスピード感だけど。

頭の回転の遅さを自覚してから早12年。

自分のセールスポイントはスピードではない。

 

合間にピーッ、ピーッと洗濯機の音が鳴って、ベランダに干したり。

部屋の掃除をしたり。

気づけばもうAMは終わりが近い。

一日って、短えよな。

 

どこか悪いところありますか?

整体師さんの質問に「どこもありません、贅沢しにきました」と定型句で答える。

まず足つぼで強烈な痛みを感じながら、なぜか我慢できてしまう不思議について、暗闇の中で疑問に思う。

暗闇の中で、他人に身体を触られている感覚だけ。

どこに行っても情報過多の世の中で、この情報の少なさが心地いい。

足つぼが終わって、ボディへ。

肩、我慢できるギリギリまで痛い。

「痛えからやめて!」って喉の手前まで来てる。

終わって整体師さんから「肩、ゴリゴリでしたね」ってコメント。

 

自分の身体の状態。

僕が一番わかってるって、傲慢だね。

一番わかっているからこそ、わかっていない部分だってあるさ。