うまくやろうとすると、逆にうまくできない

奥さんの作る料理の味が安定してきたような。

夕食のおかずを頬張っていると、「最近計るのをやめ気味」なのだと奥さんが言う。

まさしく、それが要因な気がする。

 

人はできるだけ楽をしようとする生き物。

 

ナビを入れちゃうと何回同じ道を通ってもなかなか道を覚えないでしょ?

たぶんそれと一緒。

計らないから、「どのくらいで味付けしたか」を覚えていて「次こうしたほうがいかも」ってフィードバックにつながる。

前は「自分以外の人に出すから失敗したくない」って言って計ることをやめなかった。

計るから味が不安定になる。

考えないから。

失敗しても何が悪かったのかわからないし、レシピのせいにしちゃう。

 

うまくやろうとすると、逆にうまくできない。

「うまくならない」が正しいか。

失敗してもいい、自分の責任だと認める。

ここでも回り道が一番の近道。