「余裕を持つ」ということは「諦める」という意味

整体師さん。

個人店だと、大概は一人でやってたりする。

当然、やってる真っ最中に予約の電話が鳴る。

 

そのプライオリティは、施述中のお客より高い。

それは紛れもない事実。

 

大きく2種類に分かれるその電話対応。

明らかに早口で焦って対応する人。

急いではいるけど、慌てていない人。

 

今通ってる人は、慌てない。

それって地味にすごく難しいことだと思う。

じゃあ、なんでできているか?

 

僕は「余裕」だと思う。

たぶん、お客さんとお客さんの間隔を十分空けている。

だから施術を中断しても後のお客さんが糞づまってこないし、それがあるから余裕を持って電話応対ができる。

いいことってのは循環するもので。

そうやって余裕もって電話応対してるのを聞いてるお客も、安心するのね。

決して「はよやれや!」とは思わない。

 

対して、早口で焦る人。

おそらくお客とお客の間隔をギリギリでやってる。

だから、行ってみると「まだ前のお客さんが終わっていない」時があった。

 

「余裕を持つ」ということは「諦める」という意味と「≒」なんじゃないかな。

もっともっと、そう思うと諦められない。

それが悪循環を生むのではないか?

いい意味で諦められる。

そういう人でありたいと思います。