追い込まれて、人は初めて動く

協力業者さんから今月分の請求が・・・。

なんやかんやでもう月末が近いんやね。

いつもは紙を打ち出して押印してPDF取り込んでメールで送って・・・という一連の作業で処理する。

ところが、ここは出張先。

現場にあるのは寒さと工具。

手元にあるのはノートパソコン。

ウィークリーマンションの部屋にあるのは最低限の生活用品だけ。

PDF取り込める複合機なんてないのだ、当たり前だけど。

 

追い込まれて、人は初めて動く。

やるしかないじゃんって。

 

ドキュワークスでの電子印の心得、習得。

よし、押印!押印!

・・・キレイには仕上がった。

でも何か違和感を感じた。

その正体は、要した時間。

僕は仕事をする上で、全て作業時間を記録しながら進めている。

都度、ああこんなにかかったな・・・とか、思ったよりこなせないな・・・とか、数字で見える。

そのうち、想定時間と着地時間の差が埋まってくるわけ。

 

そんでね、電子印使ってその仕事の処理時間が早くなったかというと、バッチリ遅くなった(笑)

慣れていないせいもある。

でも、僕は逆に気づいた。

今までデータ入力してた箇所も、手書きの方が早いかもしれない。

「キーボード」というツールを介さない方が早いかもしれない。

入力する箇所は飛び飛びだから、そこにカーソルをもっていくのに時間がかかる。

日付印の日付も結局調整しなきゃいけない。

手の方が、早い。

 

便利になったようで、ツールの奴隷になっているだけなのかもしれないね。