すっごく和むよ。
そう言って奥さんが見せてくれた写真。
どこかの可愛い子供が作ったやつかって?
いや、違う。
なんと還暦の向こう側にいる僕の父母だ。
雪だるまがいい感じ・・・ということよりもはるかに両親がこれを作ったことに驚愕。
僕が物心ついて以降、両親が雪を喜んだことなどない(笑)
両親にとって雪は寒さそのものであり、厳しさであり、通勤ではリアルに命の危険に晒される。
驚愕の後は、少し感動。
心の余裕がないと、絶対に作れないと思うから。
だから、嬉しかった。
なんだろう、年寄りは見た目は置いておいて、子供に戻っていくようだとも言う。
人生が終盤に差し掛かっている。
その印とも言えようか。