JRのあざとい絵

さて、引っ越して通勤電車の会社が変わった。

地下鉄から、JRへ。

指差し呼称のやり方とか、立ち振る舞いとか。

車掌さんの行動様式もなんやかんや違いがあって、観察してると「へぇ」って思うところもあって、面白かったりする。

 

絶賛、コロナ中。

ネット全盛の時代ってことで元々下火だったんだろうけど、車両内広告も寂しい感じがする。

通路を縦にズドーンと設置されてる宙吊り広告。

地下鉄時代はよく週刊誌が陣取っていた。

ゴシップネタがサラリーマンの脳を刺激する。

 

さて、今宵のJR。

まさかのJR時刻表がぶら下がっている。

キャッチコピーは「電車に乗って、会いに行くね!」みたいな感じだったと思う。

添えられた絵に、異様な不快感。

どんな絵かっていうと。

子供が描いたようなちょっと崩れた線。

その線でおじいちゃん、おばあちゃん、おかあさん、・・・要するに家族。

その上に、これまた少し崩れた線で新幹線が左に向かって走ってる横っ腹が書いてある。

 

なんかね、あざといの。

大人が子供の絵を真似た、それがバッチリ浮き出てる。

子供がマジで描いた崩れた絵とは比べものにならない。

あの、純粋な描きっぷり。

それがなくて、逆効果。

 

なぜだろう。

僕は、あの絵を見るたびに少し嫌な気分になるんだ。