洗っている内に一日が

no art no life

とある知的障害の方が、延々と作品を作り続けている。

オバマ大統領のスペルを見て、「OBAMA」と延々と書き始めたのが始まりなんだとか。

キレイ好きな人で、作業前に念入りに手を洗う。

洗っている内に一日が終わっちゃう日もあるという、規格外の面白さ。

んで、その作品がまたカッコイイんだ。

中には400万円で売れたものもあるそうで・・・。

その金額を聞いて、ギョッとする。

すげえな。

そして僕が彼を無意識のうちに見下していたことに気がつく。

価値の高い作品を生み出したことを知り、急に腰が低くなる自分。

やらしいですな!

 

会社で働くことはできなくても、彼らには会社員にできないことをやる能力がある。

なんの得にもならないかもしれないことをやり続ける能力。