せっかちの宿命

集合施設の店舗が軒並み休業。

閑古鳥が鳴くどころではない街中から離れた、単独立地の広々店舗が生き残っている。

 

ジーンズMATSUYAに、クールビズ用の服を見に。

はい、できる限りの在宅勤務の中、全くもって不要不急ではありません。

とはいえ、ここにきての夏目前の陽気。

せっかちスイッチが入ってしまうと、もうダメなの。

頭の隅に居座る、「MATSUYA」の文字。

せっかちの宿命。

行きましょう、マツヤ

 

いつもは奥さんに見てもらって決める。

どっこいところが別居中。

頼るぜ、そこの声かけようか距離を測っている店員さん。

クールビズ用のチノパン試着の始まり、始まり・・・

 

ズボン1本目、Mサイズくらい?

太ももはちょうどくらいだけど、ふくらはぎダッボダボ。

度重なるRUNで、太ももが太くなってる?というより、ふくらはぎはそんなに太くならない。

そういえば、ワンピースのキャラクターでも、膝から下がめっちゃ細くなっちゃうキャラいたような・・・。

その後、いくつかMサイズ?くらいを履いたが、どれも同じ状況。

Sサイズ?くらいへ突入じゃ。

 

ズボン4本目?、Sサイズくらい。

今宵はピッチピチすぎるわ!

 

「こっちのほうがチノパンぽいですよ」ありがたい方向修正のお言葉とともに、店員さんが勧めてくれた5本目。

おおっ、これだ!

ちょうどいい。

買います!・・・の前に、一呼吸。

 

そういえば、さっき履いたズボンも同じサイズありますか?

6本目、これもサイズぴったり。

どうですか?カーテンを開けて聞くと、「さっきのほうがカッコいいですよ」と即答。

ああ、ありがたい、そうハッキリ言ってくれる客観的視点。

そこまでやると、買い物は非常にスッキリ。

 

通販全盛の時代?

でもやっぱり、着てみなきゃわかんない。

「着てみれる」と「客観的視点」この二つはおっきな価値。

アパレルの次のカタチ、10年後は何がスタンダードなのだろうか。